[ ARABIA KILTA キルタ＆TEEMA ティーマ ]

「バラバラになったテーブルウェアを一掃することができる」
キルタを発表したときに カイ・フランクから出てきた言葉です。

ARABIAアラビア“KILTAキルタシリーズ”は1953年に発表され1974年まで販売製造が続き、そのプロダクトはTEEMAへと受け継げられさらに進化し さまざまな電化製品に対応、そして60年以上たった今なお継続販売されています。

Kaj Franckカイ・フランクが考えるキルタ、ティーマは誰もが扱えなくてはいけません。そして普遍的に継続して使える、買い足しが出来る、収まりがいい、色のコーディネイトがしやすいなど 一時的な満足ではなく受け継がれるテーブルウェアなのです。もちろん時には他のデザインで飾りのついた、装飾した華やかな器やカップもいいでしょう。気分や季節、そのオケージョンによって使い分ける食卓の楽しみは何物にもかえられません。
カイ・フランク自身も装飾されたデザインのガラス作品や一点ものの器を多く残しています。デザインのもつ力、特別な時の過ごし方を知っている そんなカイ・フランクだからこそ、俯瞰して冷静に時代の先をみて、考えだされた普段使いのシリーズなのです。

「フィンランドデザインの良心」と今なお敬意をもって親しまれるKaj Franckカイ・フランク、その代表的作品、Kiltaキルタ・Teemaティーマをどうぞお試しくださいませ。

　　

　　


ARABIA STORY

Arabia. All set for life. Arabia is one of Finland's best known and most highly regarded brands. For over 140 years, Arabia has held a strong position in Finnish homes. Arabia is a pioneer of Finnish design and its designs express beauty, quality and practicality. Since 1873, Arabia has mirrored the times, with a commitment to strong, consumer-oriented design. Arabia's key competences consist of design and long-term brand development; the objective is to ensure that the brand has a strong position in tableware. Arabia's tableware brings people together to enjoy good food and good company.


アラビアストーリー

「すべては 生活のために 作られます。」 アラビアは、フィンランドで最も有名で最も高く評価されているブランドのひとつです。140年以上にわたり、フィンランドの家庭において強力な地位を築いてきました。アラビアはフィンランドのデザインのパイオニアであり、そのデザインは美しさ、品質、実用性を表現しています。1873年以来、アラビアは強く消費者指向の設計を約束して時代を反映してきました。
アラビアの主要な競争力は、デザインと長期的なブランド開発です。その目的は、ブランドが食器の中で重要な位置を占める事です。アラビアの食器は人々を集めて、良い食べ物と美味しいものを楽しむためのものです。





北欧を代表する陶磁器ブランド“ARABIAアラビア”。現在でも すばらしいテーブルウェアを作り続けています。ここでご紹介するのは 日本でも馴染がふかい1950年代から80年代につくられた ちょっと古い食器たちです。

この5、60年まえというのはフィンランドも日本同様、大きく生活様式が変化していく時代で 家具や家電などインテリアにあわせて食器のデザインも 使いやすく丈夫でシンプルなものへと変わっていきました。また時にはちょっと気分が高ぶる、食事が楽しくなるような装飾をほどこしたデザインも登場します。ただ以前のようなコテコテした華美で上品なものではなく、あくまでも普段の生活の中で取り入れやすいものが中心でした。そんな実用的でシンプルな北欧デザイン、ARABIAの中心的存在だったのが やはりKaj Franckカイ・フランク。そしてUlla Procopeウラ・プロコッペ、Esteri Tomulaエッスなどでしょう。

当店ではその時代につくられ、今の日本の生活様式にも違和感なく取り入れることができるデザイン、作品をご紹介していきたいと思います。