フィンランドが生んだ北欧デザイン界の巨匠“Kaj Franck（カイ・フランク）の足跡をたどった、とてもすばらしい内容です。Kaj Franckがデザインした作品はもちろんのこと、デザインに対する考え方、取り組み姿勢などまさにKaj Franck哲学がいっぱい詰まっています。そしてKaj Franckとゆかりのあった、Vuokko NurmesniemiやOiva Toikka、Fujio Ishimotoさんなど数々の名デザイナーが語るKaj Franck像がとても興味深いです。

Kaj Franckの生誕100周年を記念し制作発表され、装丁もなかに使用されている写真などとても貴重で素敵なものばかり、ARABIAやNuutajarvi・iittalaファンでなくともぜひご覧いただきたい一冊です！

※言語はフィンランドと英語のバイリンガルですので、比較的読みやすいです。